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セルフポートレート イン ボディ & ソウル
 
この作品は、幼少時代からずっとそばにあった、カトリックの教えにまつわる
さまざまな経験に関係している。具体的に言えば、そのころのカトリックが
教える「肉体と魂」という二重性に対して、自分が感じた葛藤に、である。
カトリックが曖昧なままに教える、肉体の存在の否定や、人間性に非常に緊密に
関わる肉体にまつわる事実やニーズの否定、は僕自身に長い間影響を与え
続けた。この否定は、自分が罪深いものであるという感覚、自分の魂が裂かれる
ような感覚を、僕に与えることになった。
この一連の作品は、自分にとって、自分がかつて感じたある考えに光を当て、
また、自分が自分の体の中にいることに安らぎを感じることを許す、ある種
「究極のエクソシズム(悪魔祓い)」ともいえるものである。
それ故に、これらのセルフポートレートは、存在の苦悩、過去との決別、
そして、自分の意識の進化や拡大への欲求を表現している。これらの
イメージは、痛み、癒された傷口、そして、まだ癒されきれていない傷口から
生まれたと言える。
この作品に使われたテクニックは、広告表現などでよく知られている
「ライトペインティング」と分類できる。僕は、裸体で壁に向かって立ち、記憶
にある、カトリックのアイコン的なさまざまなポーズをとり(例えば、キリスト
の磔刑、聖なる心、地獄への転落など)、撮影した。35mmのカメラを三脚に
置き、セルフタイマーを使い、20秒から1分の長時間露で撮影することにより、
2つのフラッシュを使いながら、自分の体の動きの輪郭を写し取ったため、
ネガティブのイメージドローイングになっている。
 
2001 - 2004 ダニエル・マチャド
ウルグアイ

 

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